アフターコロナを過去の歴史から考察

thought 新型コロナの影響 鈴木偉士

皆様こんにちは。鈴木です。

今回はコロナショックがどのような影響を社会にもたらすか?
について考察してみたいと思います。

まず最初に、コロナショックが僕の物販活動にどのような影響をもたらしているか?
についてお話します。

僕の場合はネット仕入れが大部分を占めるので、
今の所は仕入れについてはさほど影響はありません。

売上についても今の所、影響は出ておりません。
何故なら、皆さんが出歩かなくなった事で、
ネット購入が増えているのではないかと考えられるからです。

このペースで推移すれば、今月は最高月商が達成出来そうです。

さて、コロナウィルスによる影響の恐ろしさは
ウィルス感染そのものよりも経済的なダメージです。

旅行業、ホテル業、レジャー産業、飲食店、イベント業、
エンターテイメント業、ブライダル業などは非常に苦しい状況です。

「資本主義始まって以来の金融危機」を迎えようとしています。
今はまだ目立った動きはありませんが
これから表に出て来ます。

さて14世紀のヨーロッパでは黒死病(ペスト)が大流行しました。
最終的にはヨーロッパの全人口の4文の1から3分の1を失いました。

ペストが与えたその後のヨーロッパへの影響について調べてみました。

その当時、農業は農奴(奴隷)が従事していました。
ペストによってほとんどの農奴が失われました。
労働力の急激な現象とともに、それに伴い賃金が上昇しました。

その結果農民は流動的になり、農奴に依存していた荘園制の崩壊が加速しました。

ペストの脅威を防ぐ事の出来なかった教会は権威を失いました。
キリスト様を信仰したからと言って感染病は防げなかったからです。

その次は多業種での人材不足です。多くの労働力が失われました。
その結果、それまで採用される事のなかった人材が登用されました。

結果的にペストによって封建的身分制度は実質的に解体へと向かいました。

そしてペストは半世紀に渡り流行しました。

ペストが流行した後しばらくは、ヨーロッパ人はとって
内面的な思慮を深め時間となりました。

そうした中でヨーロッパではイタリアを中心にルネサンスを迎え、
文化的復興を遂げる事が出来たのです。

ヨーロッパの社会はペスト以前とは
全く異なる社会へと変貌しました。

ペストにより中世は終焉を迎え、近代を迎える事となった訳です。

過去のパンデミックから、今起こっている事は考察すると

コロナショック(コロナによる経済危機)が収束した後、
アフターコロナでは今とは社会の構造、人々の意識が相当変わっているはずです。

これから会社がバタバタ倒産するだろうし、仕事を失う人も大勢出て来ます。
コロナショックの間は苦しい戦いを余儀なくされます。

令和になってから個人が活躍する時代が来るだろうと言われて来ました。
今回のコロナショックでその流れが一気に加速する事は間違いありません。

個人の力で稼ぐ事が必須である世の中が待っているのです。

アフターコロナに向けて、今のうちに力を付けておく必要があります。

少し長くなって来たので、今回ははこの辺で。

最後までお読み頂きありがとうございました。