新型コロナウィルスに関する考察その1
皆様こんにちは。
今回は新型コロナウィルスそのものについて考察した内容です。
Wikipedia、医療サイト、医療系ジャーナリストの方の記事などを参考にそれらの情報をまとめてみました。
新型コロナウィルスのひとつ目の特徴は「短期間で変異しやすい」と言う事です。
ウィルスとは簡単に説明するとタンパク質の殻の中にDNA(遺伝子情報)とRNA(複製機構)から成る物質です。
DNAとRNAはそれぞれらせん状の形をしています。
新型コロナウィルスのRNAはインフルエンザウィルスの15倍もの長さがあり、
世の中に存在するウィルスが保有するRNAで最長であると言う事が分かっています。
それではRNAが長いと何が起こるか?を伝言ゲームに例えて説明します。
少人数で伝言ゲームをした場合、最初の人から最後の人まで、伝言は正しく伝わりやすいですよね。
それに対して数十人の大人数で伝言ゲームをした場合は少人数の時に比べると、途中で聞き間違いなどが起こり、最初の人から最後の人まで正しく伝言が伝わりにくくなる、と言う事は想像に難くありません。
ウィルスの複製でも似たような事が起こるのです。
つまり短いらせん状のRNAよりも、長いらせん状のRNAはコピーミスを起こしやすくなるのです。
コピーミスの結果新しいウィルスが作成されてしまうのです。
海外の研究サイトによると15日ほどで変異が起こっている可能性があるとの情報があるそうです。
そして新型コロナウィルスはすでに100種類以上の派生型が生まれているのではないかと言われています。
そしてふたつ目の特徴です。
エイズの特徴も兼ね備えていると言う事です。
HIVウィルスを発見し、2008年にノーベル生理学・医学賞を受賞したフランス人教授、リュック・モンタニエ氏が新型コロナウィルスは人工ウィルスであると断言したのです。
また今年1月、インドの研究チームが新型コロナウィルスは「HIVウィルスの特徴を兼ね備えている」
という内容の論文を発表しました。
しかしHIVウィルスの特徴を持つウィルスが自然に発生するはずはなく、それを認めたがらない欧米諸国から「新型コロナウィルスは人工ウィルスだと言いたいのか?」と責められ、袋叩きにあってしまい、その論文は引っ込めざるを得なくなりました。
4月にはアメリカ、中国の研究チームからHIVウィルスの特徴が発見されたとの発表がありました。
次にHIVウィルスについて考察していきます。
HIVウィルスには免疫細胞であるT細胞を破壊するという特徴があります。
T細胞は主にガン細胞を攻撃する免疫の主力部隊です。
感染すると免疫力が著しく落ちてしまうのです。
これらをまとめると新型コロナウィルスは変異しやすい→対策が難しくなる
HIVウィルスの特徴を持っている→感染すると免疫力が下がる
この二つの厄介な特徴を持ったウィルスであると言えます。
次回は世界各国の死者数と日本人の持つ免疫力の可能性について考察してみたいと思います。