化学調味料無添加のススメ 歯磨き粉とある成分
お世話になります!ILCO Inc.代表伊藤です。
引き続き化学調味料について触れていきます。
実は、私が化学調味料を一切取らなくなったきっかけ・エピソードがいくつか有ります。
高校生~現在(32歳)に至るまで時系列で7章に分けてお話しさせて頂きたいと思います。
1.歯磨き粉
2.味覚の変化
3.”ある成分”
4.タイカレー事件
5.自称バカ舌の後輩
6.妻の味覚の変化
7.我が子の食
1.歯磨き粉
高校生の時に、とある番組(当時、島田紳助が司会で、色んな分野の専門家達が知識を教えてくれる今でいう、さんまのホンマでっかTV的な番組)にて
出演していた歯医者さんが「歯磨きは、歯磨き粉を使わない方がキレイに歯を磨くことが出来ます。歯磨き粉を使うと、口の中がスッキリして、軽く磨いただけで磨いた気になってしまう為。歯磨き粉を使わない方が、歯垢がしっかり取れる。歯に付着した歯垢のザラザラ感も、歯磨き粉無しの方が正確に感じ取れる為、歯磨きし易い。」
と発言しており、なるほど!と思った私はその日から早速歯磨き粉無しで歯を磨くようになりました。
2.味覚の変化
学生時代、1日3度の飯をマックでOK、カップ麺でOK、お菓子等のジャンクフード大好き!だった私ですが、どれもイマイチ美味しいと感じる事が出来なくなり、家で母親に出される手料理もなにかと塩・コショー・醤油等で食べる様になりました。
この時は、歯磨き粉を使わなくなったのが味覚の変化に繋がってる(美味しく感じない要因)とは全く自覚していませんでした。TV番組でも、歯磨き粉をやめると味覚に影響があるなんて言及していませんでした。
3.”ある成分”
社会人になり当時26歳頃だったと思いますが、仕事の営業先の主婦さん(MLM系の方)から、日用品の事について熱弁され「シャンプー・歯磨き粉にはとっても強い薬品が含まれていて、それを避けた方が良いわよ。歯磨き粉の”ある成分”は味覚を破壊する事が研究で判明してるの。」
と言われ、ガッツリ勧誘を受け
「僕、そもそも歯磨き粉使ってません。」と答えたと同時にその時、ピーン!と来ました。
なるほど!そうか、自分の味覚が何やら周りの人と比べ敏感になってる(好きだった食べ物が美味しく感じられない不思議)のはこれか!!
と合点がいきました。
その後、自身で調べていくと味覚を破壊する”ある成分”とは、”ラウリル硫酸”や”ラウレス硫酸”と呼ばれる硫酸系の洗浄剤だという事が判明します。
安価な洗剤・歯磨き粉に特に使用されている成分(原料が安価な為、大量生産向け)です。
味覚破壊がどういったプロセスで起こるかですが、これは”薬品やけど”と言われるもので、タンパク質を変性させる作用の事です。
具体例を挙げますと
生卵をフライパンで焼くと、初め透明だった白身が火が入っていくと白くなりますよね?
あれは、主な成分がタンパク質である白身が加熱によって変性(やけど)したという事です。
実はそれと同様に、生卵の白身に、市販の洗剤・歯磨き粉をかけると透明だった白身が白くなってしまいます。
これは、タンパク質が変性し、薬品やけどを起こしたという事です。
人間の舌には、”味蕾(みらい)”と言って、味を感じるセンサーが無数に有りますが、舌自体がタンパク質(肉)の固まりである為、歯磨き粉によってモロにダメージを受け、舌が薬品やけどを起こしてしまうのです。
これでは、正常な味覚を保てるハズが有りませんよね?
続きは次回のブログにて書かせて頂けたらと思います。