最強の自然医学健康法 森下敬一

Teru カラダと健康 最近読んだ本


結構健康系YOUTUBEをみているが、その中で紹介されていて読んでみよう!と購入。

 

 

千島学説と言われる腸管造血を主張している方だ。

しばらくは千島・森下学説を呼ばれていた。千島学説に関しては以前から耳にしていたが、しっかり学ぼうと思っていなかったので、今回これを機にとおもい森下先生の本を読んでみた。

 

 

 

 

ぶったまげー!

 

 

 

 

これはぶったまげである。

ほぼ代替療法に関する本は読みあさったつもりであったが、これは目からうろこ。

 

 

 

最初からびっくりしたが、そもそも、私たちの動脈と静脈はつながっていないというのだ!!!

 

 

 

しかし、良く考えたらそうだった。

毛細血管は赤血球と同じかそれより細い。

それを赤血球がよじれながら進んでいく。

 

 

良く考えたらそんな狭い毛細血管でどうやってUターンできてるんだ?。

リターンする赤血球は次から次に押し寄せてくる赤血球をさけて戻れるはずがない。。。

そうだ。。当たりまえだ。。一方通行ではないか。。

 

 

 

事実、毛細血管を実験観察してみると、動脈の終わり、つまり毛細血管の先は、小さな広場のようになっていて、そこに赤血球は消えていくとのこと。

 

 

おおおお。

 

 

じゃあ、静脈は?

同じように徐々に細胞から血管が出来上がっていって、静脈になるのだ。

 

 

おおおお。

 

 

でも、そうだよな。

川も上流は山だ。

なにもないけど、徐々に流れができて太くなっていって、川になるしね。

最後は海に行くしね。一方通行だ。

 

 

う~む。。。

 

 

 

そして、僕らは血液は骨髄からできると学んだけど(もう忘れてたけど)、腸で血液は作られているのを映像で1962年に撮影してるんだよね。

 

すごい!2018年になってやっと世界的にも腸管造血が論文で認められたけど、千島博士と森下博士は80年前にすでに事実を突き止めて日本の国会でも発表したけど、利権がらみで潰されたとのこと。

 

これは良くある。医療業界って金のためにはなんでもやるから。

 

 

 

いずれにしても、食べ物が血となり、肉となるというけど、まさに、腸でたべものは血になっているのだった。腸がやっぱりめちゃ大切 なのがわかる。

 

 

そして!玄米菜食!!これ大事!白米肉食が諸悪の根源だ!とのこと。

これはとっても納得。

 

 

 

よく糖質制限主張者が、人間は肉メインでいいんだ!

昔から人間は肉食だったからそれが自然!

というけど、いつも思う。その根拠はなに??と。

 

 

3000年前からやっと稲作がはじまったが、その前までは肉食だったから、とみんな言うけど、ほんとうにそうは思えない。

 

 

もちろん狩りはしただろうけど、木の実や果実もたくさん食べていたと思うし、肉よりはるかに保存もきくから、どうも肉メインというのは納得がいかない。

 

 

 

アメリカのマクガバンレポート、中国のチャイナスタディー、日本でも990か所の町村を回って、長寿と短命を調べた博士の書籍をみても、世界規模で100万人近い人のデータから導き出される結果は同じ。肉食は短命。菜食は長生きである。

 

 

 

米についていえば、白米は短命、玄米は長寿というデータがでて来る。

 

 

実際、私の先輩で中国武術の達人の方がいたが、とにかく肉しか食べない。

野菜は絶対食べないという方がいた。

その方が50ジャストで突然亡くなれた。

 

 

 

あまりにも早い死であった。。

武術は天才的だったが。。

 

 

 

はなしが逸れたが、とにかく玄米菜食である。

 

 

ただ、玄米は胚芽に農薬がたまるし、消化に悪いという方もいるであろう。

またはフィチン酸が毒だとか。。

 

 

 

実は、そのフィチン酸が、農薬を排出してくれるのであった。

実際頭皮の水銀やらの蓄積データなどからみても白米食のほうが玄米食の人より多かったのがでて来る。でも、気になる人は無農薬か減農薬玄米を購入しましょう。

 

 

また消化に悪いのは確かなので、しっかり噛もう!

これしかない!しっかり噛むとダイエットにもなるし、脳にもいいし、いいことしかないので!

 

 

あとは、半日以上水につけてから炊飯したら発酵玄米になるから、皮も柔らかくなって消化しやすいし、栄養価も上がるし、フィチン酸も減るので良いですね。

 

 

 

まあとにかく、この本はお奨めです。一度読んでみてはいかがでしょうか?