「無病法」 ルイジ・コロナロ
意外と薄いうえに字も大きいので3時間で読破できる、とっても役立つ健康本でした!
無病法!
ルイジ・コロナロさん。16世紀の人物で当時なんとミケランジェロよりも有名だった人です!
ルイジ・コロナロ。。。ルイージか!?
兄はマリオ?あれ、どっちが兄だっけ?ゲームしなくなって久しいから忘れた。笑
この人は当時のイタリアで、それなりの地位にいた立場だったので、毎日ぜいたく三昧をしてくらしていて、暴飲暴食がたたり40代で様々な病気にかかり生死をさまよって、最終的に医者から極小食をすすめられ、それにしたがって生活をしたところ、たちどころにあらゆる病が癒され、怒りっぽい性格までも穏やかになり、なんと102歳まで生きたという方。
しかも、100歳を超えても、歯も丈夫、声も大きく張りがあり、歌声は甘美だった。80歳、90歳のときに書き記した内容をみると「私は老齢の人生がこんなにも素晴らしいとは思わなかった!」と話している。
すげえなこの人!
とにかく、この人の勧めは「極小食」である。当然1日1食でした。とはいえ、現代と違い当時は全部オーガニックの食事だったので、現代ではただ食事の量を減らせばいいのではないかなと思いますね。
しかし、たとえオーガニックの食事でも食べすぎれば病になるのである。コロナロは80代の時に、家族や知人から、あまりに食事の量が少ないから、少し増やしたらどうだ?としつこく勧められて、頑固に思われるのも嫌だったから、食事の量を少しだけ増やしたそうである。すると、たちまち高熱を発し35日間も寝込んだのだ。そして以前の怒りっぽい性格まで復活する始末。
食事の量をもとの極小食に戻すと、やはり病は収まって、性格もまた穏やかになったということ。。。
む~ん。なるほど。
他にも小食の人の話をきいてるとわかるんだけれども、食欲を抑えてしまうと、人間は感情が落ち着くという共通点があるようである。不思議だ。
でも、このコロナロさんの食事量はとっても少ないので、僕には無理だな。。パンひとかけらに、卵の黄身と野菜少々、ワイン150mlらしい。。
まあ、ここまで小食にしなくても、自分にあった小食にするのが健康長寿の秘訣であることは現代医学からも間違いないので、ちと頑張ってみよう。
この本読みやすいので、お勧めですよん。