荒川土手のコロナおやじ
ことは今年2021年の4月に起こった。
私の日課である、荒川土手の早朝ジョギング。
はや1年半近くになろうとしている。
だいたい朝の6時くらいに走っているのだが、
この日私は非常に嫌な体験をするのだった。
ジョギング中は私はマスクはしない。
マスクをしてのジョギングは
人体に非常に有害であることがわかっている。
それに荒川土手のように広いところで
マスクをする必要もない。
しかも朝の6時なので、たいして人もいない。
僕と同じようにジョギングしている人で
マスクをしてる人はほぼいない。
年配の方でたまにマスクをしている人はいるが、
基本的に少ない。
ウォーキングをしている人でさえ
マスクをしていない人もちらほらいる。
まあ、荒川土手だしね。
ソーシャルディスタンスも取れてるしね。
あと、実際マスクってあまり効果もないしね。。。
自分が感染していた場合はつけてないとよくないけど。
で、この日に何が起こったかというと、
ジョギング中に一人の60~70歳くらいに見えるおじさんが
マスクにメガネをして歩いていたのだが、
私とすれ違う瞬間に、
わざわざ私に近寄ってきて、
すれ違いざまに
「マスク付けろ!!!!!」
と怒鳴りつけながら、
私の背中を思いっきりバチーン!
と叩いてきたのだった!
この野郎!と思わずカッとなったが、
相手はおやじだし、俺が一発やり返したら、
これでも私はとある格闘技の
世界大会に出場経験のある格闘技の経験者なので、
このおやじが自分を叩いたダメージの
10倍のダメージは一撃で与えれるため
人道的にもよろしくないので、
腹立たしくあったが
無視してジョギングに集中した。
しかし。。。。
腹はたつ。。。。
なんなんじゃ、あのおやじは!
コロナが怖いなら、
わざわざマスクしてない俺に
近寄ってくるなといいたい。
しかもここは広々とした荒川土手なのだ。
あんたより年配のおじいさんだって
マスクせずに歩いてるぞ!
いろいろ考えたが、
まあTVばかり見てメディアに洗脳されているから
しょうがないのだなと思った。
無知は怖いものだ。
そもそも、そんなにコロナが怖いなら
外出しなきゃいいのになと思った。
ここはジョギングしてる人が多いんだから。
まあ、そんなことがあったが悟ったことは
人間は知ってる情報の中でしか判断しないのだ。
ということだった。
であれば、賢者たる道は、
自分が知らない情報も存在しているということを
理解して何事も釘を打って判断しきらないことだ。
あらためて半面教師として
あのおじさんをとらえさせてもらった。
ひとつ人生の勉強になった。
ちなみに、このコロナおやじは
その後もしばしば朝みかけるが、
さすがにもう殴ってくることはなかった。
が、マスクしてない人が通るたびに
歩道から外れて草が生えてるところで
ひとり立ち尽くしている。
はじめからそうしておけといいたい。