宝くじの闇⑤
前回も書きましたが
宝くじの純利益4000億円です。
表向きはその利益は税金として、
高齢化少子化対策、防災対策、
公園整備、教育及び
社会福祉施設の建設改修などに使われている
ということで公表されていますが、
どうやら怪しいお金の流れがあるのです。
4000億円の分配は以下の通りです。
みずほ銀行と日本ハーデス株式会社(宝くじ販売を委託されている企業)へ約20%。
全国市町村振興協議会へ約10%。
自治総合センターへ約10%。
日本宝くじ協会へ約30%。
総務省管轄の71公益法人へ約30%。
全国市町村振興協議会と
自治総合センター以外は
エリート官僚の天下り先だそうです。
もちろん宝くじの利益は
税金として国民のために使われている
とは思いますが、
官僚の天下り先と聞いて
それらのお金全てが
国民のために使われていないんじゃないか?
と思うのは私だけでしょうか?
要は宝くじが当たれば良いのです。
ただ、当たる確率は
東京ドーム363個分を超満員にした人数の中から
自分が選ばれる確率と一緒です。
外れて自分が払ったお金は
税金に変わります。
そのお金が公共事業費として
誰かの役に立つのか
官僚の給料になるのかは
分かりませんが、
宝くじを買えば買うほど
高額納税者の仲間入りということです。
私は今まで2度しか
宝くじを買ったことがありませんが、
『もし当たったら?』
という期待の気持ちしかなく、
宝くじの売上が何に使われているか
知りませんでした。
今回自分なりに調べてみて
色々なことがわかりました。
電気を使えば電力会社が儲かり、
飲食店で食事をすれば
そのお店が儲かる。
当たり前のことですが、
世の中ほぼほぼ全てのものが
ビジネスで成り立っています。
先に述べた電気代や食事代は、
払う価値があるお金
ということです。
ただ私が宝くじのために払ったお金は、
官僚の天下り先の団体に
配分されているのかも知れないと
考えると後悔しか残りませんでした。
ここまで長々と書かせていただきましたが
結論を言うとすれば、
全ては
「当たっていれば幸せだった」
と言うことです。
当たっていれば
後悔することはなかったと思いますが、
とてつもなく低い当選率なので
今後は自家用ジェットが買えるくらい
大成功して
何を買ってもお金に困らない、
というような人生を
送れるようになるまでは
宝くじ購入はお預けにしようと思います。
完結
【宝くじの闇①】
18歳になって買えば当たると信じて疑わなかった宝くじを買った筆者の体験談。【宝くじの闇】シリーズ①はこちらです!