実の兄がパチプロだった件
今日は闇の世界について。
なんというか、
確かに昔兄がパチプロだった
と軽く聞いていたことはある。
しかし、適当に聞き流していた。
そんなに兄と仲が良いわけでもなかったので
突っ込んで聞くこともなかった。
いくら稼げるのかもよく知らないし、
まあ、職業ともいえない職業だし、
軽蔑していたわけではないが
そのこと自体に興味もなかった。
ところが、つい最近
兄と昔の話を話すようになって
パチプロがどういう職業であったか
具体的に聞くことになった。
はっきり言って
この世の闇の世界であることは間違いない。
しかも、想像を超える闇が
そこにはあった。。
兄は中2からパチンコを始めていた。
1980年代である。
彼は高校を卒業し、
大学浪人生時代には、
月収が100万円あったのだ。
年収1200万円だったそうだ。
当然勉強よりパチンコが優先になるので
大学は落ちた。
合計で10年くらい
パチプロをしていたらしい。
様々な規制の問題と
新しいビジネスに出会って
パチプロを引退したそうだ。
パチプロとは、
なんとも闇が深い世界である。
昔、TVとかに
梁山泊というパチプロ集団が
名をはせていた。
しかし兄に言わせると、
「梁山泊なんて
パチプロじゃねえよ。
あいつらはメディアに出て
出演料で稼いでいただけだ。
んで、使えないテクニックを
雑誌とかのに載せていたよ。
本当のパチプロは
有名になんかなれねえよ。
なったら危なすぎる。」
と一蹴。
リアルすぎる反応にビビった。
「考えてみろ、
勝ち続けると
どうなると思う?」と。
まず、パチプロということは
勝ち続けることが必須となるわけだが、
勝ちるづけると
パチンコ店側からすると
非常に厄介で迷惑な客なわけである。
なので、当然パチンコ屋の事務所に
呼び出しをくらうことになる。
そこには当然のごとく
ヤクザさんらが待ち構えている。
また、常連の客からも
なんであいつはいつも勝ってやがるんだ
と嫉妬されるため、
客からも目をつけられる。
当然嫉妬して目をつけてくる客たちは、
世間からドロップアウトしているような
危ない人たちばかりだ。
だから、パチンコ店側とも
仲良くする必要があり、
常連客とも仲よくするする必要もあり、
ただパチンコで勝っているだけでは
パチプロとして生きることは
できないのだった。
ものすごく面倒で
気を遣う必要がある職業なのだった。
そして、パチンコ店側と仲良くなったら、
もう半分裏社会の人間と同じで、
様々にパチンコ店の助けとなることも
しなくてはいけなくなる。
パチンコ業界が様々な
詐欺的な行為をしているのも
知ることになるし、
逆にパチンコ台に
事前に何者かが仕組んだ
おかしな基盤を取り除く作業も
したことがあるそうだ。
そんななかで、
警察がパチンコ店に
がさ入れの調査などで入ってくると、
結局パチンコ店は
警察に金を渡して
警察はその金を受け取り
すべて逃れるのも
兄は高校生ながらに見てきた。
パチンコが
賭博法を逃れている3点方式。
誰が見ても賭博なのに、
一度景品という箱を受け取ることで、
その箱を換金所で現金にできるので、
間に箱が入っているから
賭博ではないという
めちゃくちゃな理屈も、
結局警察とパチンコ屋が
互いの利益でつながっているから
存続しているのだ。
深い癒着があるのだ。
よって、兄はヤクザより
悪どいのは警察なんだなと
高校生ながらに既に知っていたそうだ。。
私も国家公務員の天下り先が
いろいろあるが
(国交省なら土建屋さんとか)
警視庁はパチンコ業界と
以前聞いていたが、
兄の話を聞いて納得がいった。
昔から持ちつ持たれつの関係なのだ。
全く持って
なにが正義がわからない世界だ。
今回のオリンピック開催も
ひたすら金のためであることは明白だ。
どう考えても
無茶がありすぎるのに開催するのは
選手のためではない、
開催することでIOCも儲かるし、
TV局も儲かる。
オリンピック運営委員の
中心的な人物は
日給で35万だかもらえるそうだ。
月給じゃない、
日給だ。
月給なら35万×30日で1000万円だ。
オリンピック期間だけで。
出所はわれらの税金からだ。
で、ボランティアは無償で働かされ、
そのボランティアを集めて
管理してるのは竹中平蔵率いるパソナで、
パソナはボランティアを管理してる
ということで、
国からボランティア
一人当たりいくらと、
かなりの額をもらっている。
そのお金はわれらの税金である。
ボランティアが
かわいそうでならない。
金は全部パソナが中抜き。
まあ、いつの世も
まともな精神で動いてる人を
利用している人たちがいる。
清いスポーツマンシップにのっとり
頑張っているアスリートを利用して
儲けようとしている人たちが
わんさかいる。
腐った世の中だ。
そのうち天罰が下ることだろう
と信じている。。
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