肌にツヤを出すための4つの方法とは?

カラダと健康 小野晄子

加齢と共に、お肌がくすみ始めたり、たるみやシワが気になる、パサパサして乾燥した肌質になってくる・・

などなどお肌のお悩みも多くなるのではないでしょうか?

 

今回は、「加齢に伴うお肌のくすみや乾燥を改善して、艶のあるお肌を目指したい」というあなたのために、

お肌にツヤを出す5つの方法をご紹介します。

参考にしてみてくださいね!

 

1 筋トレする

「お肌にツヤがない・・」

「乾燥やくすみが気になる・・」

こんなお悩みが出てきた時に

「化粧水や乳液、美容液など外側からのケアを変えた方が良いのでは?」と、思われる方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、外側からのケアもとても大切ですが、身体の内側からのアプローチによって、肌質を変えていくことが可能です。

身体の内側からのアプローチにより、お肌を細胞から根本的に変えていくことが可能になりますので、外側からのケアの前に、

まず内側からのアプローチを取り入れてみてください。

 

筋トレによって血行が良くなり栄養分や水分が身体に行き渡る

お肌にツヤを出すために内側からのアプローチとして有効的なものは、「筋トレ」です。

運動をして筋肉をつけると、筋肉量が増えることによって血流が良くなり、身体全体に栄養分や水分が運ばれやすくなります。

筋肉量が増えることによって、くすみが改善したり、お顔の水分量が増える、といった変化が期待できます。

 

超回復による細胞の活性化

筋トレをすると、筋肉は疲労します。

この疲労を回復させるために、身体は「もともとの筋肉よりより強い筋肉をつくろう」と、「超回復」という作用を起こします。

この超回復によって、新陳代謝が活発化し、細胞が古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わるターンオーバーが加速します。

当然、お肌の細胞の入れ替わりもスムーズになりますから、肌にツヤや潤いが出やすくなります。

 

 

筋トレによりマイオネクチンが生成される

体内ので分泌される「マイオネクチン」というホルモンがあります。

マイオネクチンは、メラニンを抑制し、シミやしわを予防してくれる働きをしてくれることがわかっています。

マイオネクチンは主に、下半身の筋肉によって作られ、筋肉量が多いほど、マイオネクチンの分泌量も増えます。

筋肉量を増やすほど、シミやシワを予防してくれるマイオネクチンが増え、美肌にもつながりやすくなると言われています。

マイオネクチンは、主に、下半身の筋肉で作られますから、ツヤ肌を目指すあなたは、下半身を重きをおいて鍛えることがおすすめです。

 

2 糖質制限する

食によっても肌質は大きく変わります。

実は、肌の老化に大きく影響するのが「糖質」。

糖質は、炭水化物に含まれる栄養素で、エネルギー源となりますから、必要な分摂取することは必要ですが、過剰摂取になると老化を促進させることがわかっています。

糖質が身体に入ると、体内にて「AGEs」という物質が作られます。

AGEsは、体内のタンパク質と、身体の中で余った糖質が結びつくことによって作られる物質で、「最終糖化産物」とも言われますが、

非常に毒性が強く、老化を一気に加速させます。

炭水化物や、スイーツなど、糖質を摂りすぎることによってAGEsの生成が促進され、老化のスピードが早まり、お肌のくすみ、シワ、たるみなどにつながりやすくなります。

 

特に、タンパク質と糖質を同時に加熱することにより、一気にAGEsが生成されます。

スナック菓子や揚げ物類、ホットケーキなどがこれに当たります。

AGEsが多い食べ物としては、

  • キツネ色に焼かれたもの
  • オーブン焼きしたもの
  • 香ばしく揚げたもの
  • 香ばしい香りがするもの
  • 焦げたもの

が挙げられます。

タンパク質と糖質を高温で加熱すればするほど、大量のAGEsが生成されますので、このような食品を大量に摂取していないかどうか、注意してみてください。

もし、あなたが本当にツヤのあるお肌を目指したいと考えるなら、スイーツや炭水化物の取り過ぎや、高温で揚げた揚げ物、スナック類などの摂取は今すぐ止めましょう。

 

3 発酵食品を取ろう

発酵食品を食べると、腸内の環境が整い、ビタミンやミネラルなど必要な栄養素の吸収がしやすくなるため、お肌のツヤや老化予防にもおすすめです。

また、発酵食品の一部に含まれている「ポリグルタミン酸」という栄養素は、お肌の保湿力を高めてくれるとされています。

なんと、ポリグルタミン酸の保湿力は、ヒアルロン酸の10倍にも相当すると言われています。

納豆やキムチ、漬物、お味噌など・・身近なところにたくさん存在する発酵食品。

意識的に多めに取るように心がけてみてください。

ヨーグルトやチーズなども発酵食品に含まれますが、日本人の体質には古来からの伝統食であるお味噌やお漬物、納豆などが合いやすいでしょう。

 

4 外側からのケアおすすめ

筋トレや食改善など、内側からの対策をしっかりすれば、今から、ツヤツヤ肌を目指すことも可能です!

その上で、外側からのケアを取り入れてみてください。

外側からのケアだけでは、根本改善になりませんから、内側と外側のケアはセットで行いたいですね。

 

石油系のスキンケアアイテムは、長い目で見るとお肌のバリア機能を低下させ、肌の酸化を進めると言われています。

本当のツヤ肌を目指したい方は、石油系のスキンケアアイテムはなるべく避け、植物由来のものや天然成分由来のアイテムをチョイスするのがおすすめです。

 

以上、今回は「ツヤ肌」を作るための5つのアプローチについて紹介しました!

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 

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